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グループについて

　熊本市南部に位置する城南町、小林家は元禄時代からこの地に医業を家業として三百有余年にわたり歴史を築いてまいりました。
　昭和32年医療法人小林会を設立、小林久雄が初代理事長に就任、経営方針に地域医療への貢献を掲げ医療事業を行ってまいりましたが、昭和40年後半、急速に高齢化社会の兆しが見えはじめ、また、重度の障害者問題などから医療と福祉の連携を痛切に感じ、昭和48年社会福祉法人恵春会を設立して常時介護を要する障害者療護施設(現障害者支援施設)くまむた荘を開設いたしました。その後老人保健施設桔梗苑、特別養護老人ホーム祥麟館など社会のニーズに応えた施設を開設して参りました。又、地域福祉のための在宅福祉サービスにも力を入れ四つの施設それぞれ目的に応じたデイサービス、ショートステイ、訪問介護、障害者生活支援センター、有償運送事業などの在宅支援事業、生計困難者レスキュー事業を行い、お年寄りや障害をお持ちの皆様が安心して暮らせる生活環境づくりに積極的に取り組んでまいりました。
　医療・福祉を取り巻く環境は変わろうとも創立当初からの基本理念である人間尊重の精神と人間平等の思想の実現を変わることなく持ち続け、新しい時代への歩みを続けて参ります。

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